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メモアプリ4選

相変わらずメモアプリは一つに絞り切れません。以前同様のことを書いたのが2018年末だったので、それから3年ちょっとで残ったのが半分、変わったのが半分といったところです。

なお、文中で紹介しているリンクはすべてアフィリエイトを含まない各サービスのトップページです。

Google Keep

ちょっとした思い付き、後で参照するためのリンク、画像など何でも取り込めるのがメリットです。ある程度まとまったら Google Documents にエクスポートすることもできるし、 Google Documents のサイドバーに Keep を表示して参照しながら文章を書くこともできます。また、アラートを設定して Google Calendar に表示することもできます。

スマホアプリで思いついたときにすぐにメモを取ることもできるし、ブラウザ拡張機能で web 閲覧中にメモを取ることも簡単です。いわばメモの入り口ですね。基本的には一時置き場で永続的な記録スペースとしては使っていません。何らかの事情で Google のサービスが使えなくなったら参照できなくなります。

https://www.google.com/keep/

Trello

メモツールというよりはプランニングツールとして使っています。メモの一歩先ですね。キーワードをいっぱい書いてマウスであちこち動かすのはアイデア出しに有効です。

https://trello.com

Dropbox Paper

最終的にまとまった文章にするときに使っています。 Google Keep のメモを参照しながら文章を書くには Google Documents の方が適しているのですが、 Dropbox Paper なら markdown 形式でエクスポートできるので文章のみの場合は便利です。

Dropbox Paper は共有前提な部分があるので人に見せない前提のものを保存するには適していません。初期状態で共有リンクが作成されてリンクを知っていれば閲覧はもちろん編集すらできのですから。設定を変えれば非公開にもできますが、初期状態で非公開になっていないのは Dropbox Paper の基本姿勢なのでここに書くのは公開前提のものだけです。

Dropbox のサービスに接続できなくなった時点で参照できなくなるので永続的な成果物を保存するにはバックアップが必須ですが、幸いなことに Dropbox Paper はデータをまとめてエクスポートできます。定期的なバックアップ、または成果物を完成品として公開した時点でエクスポートしておくのがいいでしょう。

https://www.dropbox.com/paper

Standatd Notes

Dropbox Paper とは逆に非公開の文章を書くのに使っています。 End-to-end encryption なので安心です。無料でもそれなりに使えて、安価な有料プランもあります。

https://standardnotes.com

Mega

Mega はメモツールでないのでおまけです。基本的にサービスが突然使えなくなっても問題ない状態というのが理想なわけで、そうなるとローカルにファイルのコピーがあるクラウドストレージというのは外部からの参照はできなくなっても自宅には完全なコピーがあるという点で安心です。

永続性という意味ではローカルにコピーがあるクラウドストレージにテキストファイルでメモを保存というのがベストです。

ローカルにコピーを置くクラウドストレージは他のもありますが、 Mega の場合 end-to-end encryption であるという点とモバイルアプリや web クライアントでテキストファイルの編集ができるという点が有利です。

例えば Sync は end-to-end encryption ですがモバイルアプリや web クライアントでテキストファイルの編集ができません。 Dropbox は モバイルアプリでテキストファイルの編集ができますが web クライアントでの編集はできませんし、 end-to-end encryption ではありません。

また Google Drive を使えば Google Documents 形式でどこでも編集ができますが、 Google Documents 形式はローカルにコピーを置くことができません。そして end-to-end encryption でもありません。利便性だけで言うと Google のサービスで統一するのが便利ですが、リスクコントロールの観点からは勧められません。

https://mega.io


2022.3.4 by Τόνια