Google+のアカウントを削除した話
Yahoo.comに続いてGoogle+のアカウントも削除した。ただし削除した理由は全く違う。
プライベートとパブリックの錯綜
Google+はパブリックなソーシャルネットワークだ。設定にもよるがGoogle+でのつながりは公開されるし、プロフィールも、そこでの活動も公開前提だ。ところが、Google+の交流関係はGmailのコンタクトリストで管理される。Gmailとは別のメールアドレスでプライベートなメールのやり取りをしていた間はよかったが、AndroidのコンタクトリストがGmailと統合されているのでAndroidスマートフォンを使うとプライベートなSMSのやり取りまですべてGoogle+と混在することになる。
注意深く使えば問題ないが、人間誰しも不注意はあるものだ。間違いやすい仕組みは排除したい。Androidスマートフォンを使わずiPhoneを使うというのもひとつの方法だが、できることなら選択肢は多く持ちたい。Androidでも安心して使えるようにするために、Google+のアカウントを削除した。
Googleのサービスも変質している
Googleはもともと検索エンジンの会社だからか、その後も個人が公開するブログとかの方向でサービスを拡大してきた。Google+も同様に多くの人に公開する方向だ。ところが最近ではAndroidスマートフォンのおかげでプライベートなSMSのやり取りとか、Android Payのような公開とは性質がなじまない決済のようなものに手を出している。どちらかというとパブリックからプライベートなものにサービスの中心が移っている傾向だ。よけいにGoogle+は不要だ。
プロフィールは使えなくなった
Google+のサービスを削除したのでGoogle+のプロフィールが使えなくなったのは当然だが、BloggerのプロフィールもUnkownになってしまった。これだけはちょっと失敗したかなと思うが、全般的にGoogleのサービスはプライベートなものを中心に使うことになりそうだ。